5月28日発売予定のiPadを予約しました。「今後、出版業界の方々とお話しする際に必要だと思ったから」というのは建前で、本当に欲しくなってしまったのです。と言うのもapple社製品フリークの僕の友人が、早々にアメリカからiPadを取り寄せたのを触らせてもらったからです。
重さは730gでB5判ハードカバーの本を1冊持っているぐらいの印象。操作は基本的に指で画面を触ってするので使いやすさはかなり突出しており、まるでパソコンの画面だけを持ち歩いているような感覚です。電車の中や喫茶店で普通にユーザーを見かける日は、そう遠くないでしょう。文庫や新書やビジネスマン向け雑誌もいずれiPodの中に入ってしまうと考えた方が良さそうです。
以前「紙の本が生きるか死ぬかは出版社次第だ」と言ったのと矛盾しているようですが、そうではありません。これからは極端に2分されていくと思うのです。パピルスの時代から人間と親和性が高く、バッテリー不用で落としても大丈夫、操作性にも優れた「本」の長所や魅力をより活かした商品が求められます。すでに教科書のデジタル化が話題になっている昨今、いずれ児童読物だってデジタルツールで読むようになると覚悟する必要があります。
絵本だけは紙であり続けて欲しいと個人的には思っていますが・・・。
書店がCDショップと同じ徹を踏まないよう、iPadを研究する必要があると思うのです。
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