2012年8月27日月曜日

絵本作家の卵たち

絵本作家になりたい人たちが集まっているサイトがあったので覗いてみたのですが、良くある質問というのが「絵本作家になるにはどうすればいいのですか?どこに進学すればいいですか? 」といったものだそうでビックリ。絵本にある作家のプロフィールを見れば、皆様々なプロセスを経て絵本作家になっていることなどすぐわかるでしょうに。 また、それ以上に驚いてしまったのが「絵本作家の収入は?食べていけるのでしょうか?」という質問が多いという事。小説家であろうと作曲家であろうと、皆表現したい何かがあるからこそそれを発表しているはず。「食べていけるかどうかはあなたの作品次第」に決まっています。絵本作家とイラストレーターは根本的に違います。スポーツ選手でも役者でも、皆最初はアマチュアだったはず。そして今プロとして生計が成り立っている人はほんの一握りしかいないはずです。 「絵を描くのが好きだから絵本作家にならなれるかも」とか「長編小説だと荷が重いけど絵本だったら私でも翻訳出来るかも」とか思っておられる方がいらしたらがっかりです。 そして何より、表現したいパッションよりも食べていけるかどうかが優先している方には、即刻辞められることをおすすめしたいと思います。

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