2012年5月6日日曜日
えほんみち
3月に行ったボローニャのブックフェアでは、昨今騒がれている電子ブックを目にする事は全くなく、僕は「紙の絵本はまだまだいける」との確信を持って帰ってきました。
日本は世界的に見ても絵本の出版社が多いですし、絵本作家を目指している人も多いです。
そしてまたそういう人たちに向けての養成講座もたくさんあります。しかしその割には、絵本作家の登竜門があまりに少なすぎます。「良い新人がいたらうちでも是非検討したい」と言いながらも、持ち込みの原稿に目を通す暇もなかなか取れない編集者は多いようです。僕は今必要なのは、絵本作家の卵と絵本出版社の編集とを橋渡しする仕組みではないかと感じています。そこで僕は今、実力ある作家の卵たちをバックアップする塾を準備しています。その名も『えほんみち』。
この塾では技術的な話は一切しないつもりです。あくまで、新しい作品が絵本として出版されるには何が必要でどこが重要かだけをテーマにします。そして出版に耐えうる作品がある程度プールされるようになったら、絵本の編集者の皆様に集まっていただき「売り込む会」を開催します。
もし、絵本作家になりたいという方がいらっしゃいましたら是非ご連絡お待ちしています。
(問い合わせ先:ehonmichi@gmail.com)
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