北海道の真ん中でついこの間まで自動車修理をしていた男が、国からの援助も全く得ないで、本格的な人工衛星を飛ばすプロジェクトを進めていると聞いたら信じますか?
けして荒唐無稽なお遊びではありません。自分の生命保険を担保に世界で3基しかない実験装置を作りあげ、今やNASAとも連携するような世界的プロジェクトを進めているのが、植松努43歳です。
植松さんはずば抜けた履歴があるわけではありません。中学の進路相談で先生に「飛行機やロケットに携わる仕事がしたい」と言うと「おまえバカじゃないの?そんな仕事は東大にでも入らなければ無理。まして芦別に生まれた時点で無理。」と言われた植松さんが、今どうして本格的な人工衛星を作っているのでしょうか?
植松さんの心の友は、ライト兄弟やエジソンの『伝記』であり、ロケット作りの原点が誠文堂新光社の『よく飛ぶ紙飛行機』だったそうです。
この講演録は、取次ルートでは入手できません。僕は江戸川区にある「読書のすすめ」というアヤシゲな?書店に行って10冊まとめ買いしました。ご希望の方はご連絡ください。
『植松努 信じる力』 NPO法人 読書普及会/刊 税込1200円
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