2014年1月15日水曜日

三十六計逃げるにしかず

いつの時代も人間関係の悩みごとは多い。でも今の 人は、辛抱強いからなのか自信が無いからなのか、 そんなことまで自分の悩みとして苦しんでいるのか? と驚くぐらい、色々な悩みを持っているようだ。 「友達だと思っていた人にいやなことをされたが、 この気持ちを相手に伝えても良いものか?」とか 「ある人の頼みごとを断りたいのだが、それって 人としてどうなのか?」といったたぐいの悩みだ。 端的に言ってしまえば、自分をとりまく人間関係は、 自分がより良くより心地よく生きて行くためだけに 必要なもの。「自分がより良くより心地よく生きて 行くうえで、この人は煩わしい存在になりそうだ」 と思ったら、黙って後ずさりし今後その人とは 極力接点を持たない努力をするしかないと思う。 三十六計逃げるにしかず、昔の人は、どんな 作戦よりも退却がベストだ、と言っている。 たとえその相手が親友だと思っていた人でも、 教師であっても、親であろうとも、だ。