2011年12月4日日曜日

偉ぶるは馬鹿の始まり

「偉ぶるは馬鹿の始まり。偉ぶっても偉くはなれず、馬鹿にされても馬鹿にはならない」 昔ある人から教わって、ずっと印象に残っている言葉です。 ほかの人から一目置かれたいがゆえに偉そうな態度をとる人や、また他人を否定することで自分を浮き上がらせて見せようとする人を、良く見かけます。また、偉そうな態度をとることで他人を自分の思い通りに動かそうとする人も少なくありません。本当はその人の状況判断や段取りの甘さが原因で物事が円滑に進んでいないのに、それに気づこうとはせず、とどこおっている原因を他者に求め、部下などに過剰な負荷をかけてくる人は実は意外と多いです。 自営業を8年半続けてきた中で、時には自分で自分をほめたくなる瞬間がありました。しかし、らせん階段を一周するように経験を積んでは目線が少し高くなるとその分視野も広がって、自分が他人からほめてもらうことなど100年早い、ことに気付かされます。ですから、自分のスタイルを頑なに崩さず自分の過去の成功体験だけにしがみついている人は、とても滑稽に見えます。 もし偉そうな態度をとっている僕を見た時には、是非タイトルの言葉を言ってやってください。